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ブックメーカーのオーバー投資、アンダー投資

サッカー

ブックメーカーには、「オーバー投資」と「アンダー投資」というベット方法があります。あまり聞きなれない言葉かと思いますが、一体どのようなベットなのでしょうか。今回は、ブックメーカーのオーバー投資とアンダー投資の概要について解説します。

オーバー投資、アンダー投資とは

オーバー投資、アンダー投資はそれぞれ「オーバーベット」、「アンダーベット」とも呼ばれ、対戦するチームや選手の合計得点やゲーム数などが、基準点より多いか少ないかを予測するベットのことです。つまり、基準点よりも多く得点すると予想する場合はオーバーにベットします。いっぽう、少ない得点と予想する場合はアンダーにベットします。また、ベットできる点数の種類には、整数、小数を含む点数(2.5点など)、ある数字の間(2点~2.5点、2点~3点など)の3通りあります。

それぞれのメリット、デメリット

オーバー投資のメリットは、まずアンダー投資に比べ利益が確定するまでの時間が短い点が挙げられます。例えば、ベットした直後に点数が入れば、その場で利益が確定しますので、気軽にベットしたい人におすすめです。また、比較的オッズも高く、試合時間経過後でもキャッシュアウト率が30%程度は残ります。いっぽう、デメリットは、アンダー投資のようなキャッシュアウト率の回復がないことから、そもそも該当する試合数が少ないという点でしょう。さらに、試合開始直後など早い段階でベットしてしまうと、予想が難しくなるという点も挙げられます。ちなみに、アンダー投資のメリット、デメリットは、概ねこれらの逆と考えて問題ありません。

サッカーのオーバー、アンダーベットの種類

具体的なオーバーベットとアンダーベットの種類を、サッカーの事例で紹介します。

アンダー2
アンダー2にベットした場合、試合でゴール数が0、または1本であれば勝ちとなります。2本ゴールした場合は賭け金が返還され、3本以上ゴールした場合は負けです。
オーバー2
オーバー2にベットした場合は、試合でゴール数が3本以上であれば勝ちとなります。2本ゴールした場合は賭け金が返還され、0またはゴールが1本の場合は負けです。
アンダー2.25
アンダー2.25にベットした場合、試合でゴール数が0、または1本であれば勝ちとなります。2本ゴールした場合、賭け金の半分は勝ちとなりますが、残りの半分は返還されます。また、3本以上ゴールが入ると負けです。
オーバー2.25
オーバー2.25にベットした場合、試合でゴール数が3本以上入れば勝ちとなります。2本ゴールした場合、賭け金の半分が返還され、残りの半分は没収されます。ゴール数が0、または1本の場合は負けです。
アンダー2.5
アンダー2.5にベットした場合、試合でゴール数が0か、1本または2本入れば勝ちとなります。ゴール数が3本以上の場合は負けです。
オーバー2.5
オーバー2.5にベットした場合、試合でゴール数は3本以上入った場合に勝ちとなります。いっぽう、0、1または2本入った場合が負けです。
アンダー2.75
アンダー2.75にベットした場合、試合でゴール数が0か、1本または2本入った場合に勝ちとなります。ゴールが3本入った場合、賭け金の半分は返還されますが、残りの半分は消滅します。ゴールが4本以上の場合が負けです。
オーバー2.75
オーバー2.75にベットした場合、試合でゴール数が4本以上の場合は勝ちとなります。3本の場合は、賭け金の半分は勝ちとなりますが、残りの半分は返還されます。ゴール数が0か、1本または2本入った場合は負けです。

ブックメーカーのサッカーにおいて、オーバー投資とアンダー投資の要素が入ることで若干複雑な印象を受けたかもしれません。しかし、こうした奥深い予想が必要とされる点が、ブックメーカーサッカーの醍醐味の一つともいえます。未体験の方は、是非チャレンジしてみてください。